LINE公式アカウントの弱点

LINE公式アカウントは、ビジネスで使用するにはとても便利なサービスですが、出来ないこともあります。
今日はLINE公式アカウントの弱点についてお話をしたいと思います。

顧客管理についての弱点

◆誰が登録したのかわからない
せっかく顧客がLINEにお友だち登録してくれたとしても、
登録時点では誰が登録してくれたのかがこちらにはわかりません。
顧客がメッセージやスタンプを送ってくれて、初めて登録してくれたことがわかる仕組みになっています。
せっかく1対1でコミュニケーションが取れるのに、アクションがあるまで顧客像がわからないのでコミュニケーションが後手に回ってしまう危険があります。

◆誰が対応したのかわかりにくい
公式LINEででは、顧客の状態をマークやバッジで示す仕組みがないので、その顧客に対して誰かが対応している最中なのかそうでないのかがわかりません。
少人数への配信であれば影響しないかもしれませんが、大規模なビジネスには不向きです。
顧客の状態がわからないと、対応するべき顧客への配信が遅れたり、質問に返信できなかったりするので、
機会損失やクレームに繋がってしまいます。

◆アンケートでの紐づけが難しい
顧客の属性や欲求を知るのに最適なアンケート機能ですが、
公式LINEでは最終的な結果しか見ることが出来ません。
誰がどういう回答をしたかがわからず、顧客一人一人の詳しい情報が得られないのでは、
せっかくアンケートを取ったメリットも半減してしまいます。

セグメント分けについての弱点
LINEマーケティングのいいところは、コミュニケーションを取れば取るほどに、
顧客の情報が増えていくところです。
メルマガだとアドレスと名前くらいしかわかりませんが、
LINEだとやり取りの中で顧客の性別や年齢などの属性に関する情報が蓄積していくので、
一人一人に合った対応をすることが可能になります。
LINE公式アカウントの標準機能では、
・属性による絞り込み
・オーディエンスを設定した絞り込み
が可能です。
一方で、
・アンケートを行ない、その回答によってセグメント配信したい
・動画を最後まで見た顧客にだけ配信したい
・商品の購買履歴をもとに配信したい
などという細かな対応をするには、公式LINEの機能だけでは不十分です。

シナリオ配信についてのの弱点
私の場合は、長期的な1年くらいのシナリオ配信をすることが多いのですが、
公式LINEの機能では期間を長く取ったシナリオ配信は出来ない仕組みになっています。

今やone to one マーケティングに欠かせない存在であると言っても過言ではない公式LINEというツールですが、
このようにもの足りない部分もあります。
しかし、公式LINEの機能ををパワーアップさせたLステップというサービスで、今挙げた弱点のすべてをカバーすることができます。
顧客の状態管理、細かなセグメント、顧客ひとりひとりにマッチした長期的な教育などを行ってゆくのに最適な、かゆい所に手が届くサービスになっています。

Lステップの導入など詳しい話もしていくので、楽しみにしていてくださいね。

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